健康

鼻水、鼻づまり、風邪の症状が治らない時は副鼻腔炎かも!?

■鼻水、鼻つまりの風邪の症状がずっと治らない

ただの風邪と思っていたが、治らない。一体何の病気なのか?

《アレルギー性鼻炎》

くしゃみが止まらず鼻をかみすぎて鼻が赤くなったり、鼻がつまり過ぎて頭が

ぼーっとして寝不足になったり、結構つらい。

《花粉症》

《咽頭炎や喉頭炎》

のどがヒリヒリ痛む、痰がからむ、咳が出て夜がつらい、このような症状が長く続いて困るという方に多くみられるのが咽頭炎や喉頭炎です。声がかすれてくることもあります。気温低下、乾燥がのどをいじめるわけです。

はなとのどはつながっているので影響し合っています。なかには咳がなかなか止まらないという方で喘息に似た状態になっている人もいます。これもアレルギーに関連があり、咳ぜんそく、アトピー咳と診断されることがあります。

 

小さい子では鼻汁がのどに流れて咳が続くこともあり、気管支炎や肺炎になっていることもあります。耳を診たら中耳炎になっているということは結構あります。風邪がなかなか良くならないと思って診察を受けに行く際は、医者に

どうしましたかと聞かれたときに、風邪ですとは言わないで、今困っている症状を詳しく説明して下さい。

《副鼻腔炎》

副鼻腔の粘膜に炎症がある状態のことですかぜのウイルスや細菌などにより、副鼻腔の粘膜に炎症が起こっている状態のことです。副鼻腔に、ウイルスや細菌、カビなどが直接感染する他、鼻かぜなどで起こった鼻腔粘膜の炎症が、

自然口を通じて副鼻腔の粘膜に広がることで発症する場合もあります。※副鼻腔(ふくびくう)とは、誰もが持っている、顔の中にある空洞です。

【副鼻腔炎の主な症状】

・においがわからなくなる

・目の疲れ

・頭痛

・鼻水、鼻づまり

・頬や鼻周囲

・額の痛み

・顔やまぶたの腫れ

・せき、痰

・鼻水がのどに流れる

【副鼻腔炎が及ぼす悪影響】

・睡眠の質や集中力の低下などの影響を及ぼします。

・鼻をかんでもすっきりしない 粘り気のある鼻水がたまると、鼻をかんでもすっきりしない。

・いびきや睡眠の質の低下・・鼻づまりで気道が狭くなると、いびきの原因になる。また口呼吸になると、安眠が妨げられる。

・集中力の低下・・・・・・・頭痛や頭重感、鼻づまり、睡眠不足などから集中力が低下する。

・感染症になりやすい・・・・鼻づまりで口呼吸になると、外気が直接気道に入るため、ウイルスや細菌などに感染しやすくなる。

・虫歯になりやすい・・・・・鼻づまりで口呼吸になると、口の中が乾燥しやすく、唾液による口腔内の自浄作用が低下し、虫歯になりやすくなる。

・味を感じにくい・・・・・・味は、においや舌触り、温度、色などが組み合わさって生まれる。嗅覚障害が現れると、次第に味も分からなくなる。

・口臭・・・・・・・・・・・膿のような鼻水がのどに流れ込むと、口臭の原因にもなる。

【副鼻腔炎の種類】


・急性副鼻腔炎(きゅうせいふくびこうえん)・・鼻水というよりもやや濁った粘り気のある鼻汁が多く、それとのどになにか流れているような感覚があります。鼻をかんでもまだ残っている感じで、鼻がつまり頭痛を伴うこともあります。

 

・慢性副鼻腔炎(まんせいふくびこうえん)・・副鼻腔炎が慢性化したもので、慢性的に炎症が起きているため膿汁が副鼻腔内に溜まり、頭痛を感じることもあります。

 

・好酸球性副鼻腔炎(うさんきゅうせいふくびくうえん)・・アレルギー反応で炎症を起こすと、白血球の一種である好酸球が副鼻腔粘膜に増加して、腫れや鼻水の過分泌を起こす。大人に起こりやすく、ぜんそくを合併しやすい。薬が効きにくく、手術をしても再発しやすい。

 

・アレルギー性副鼻腔炎(アレルギーせいふくびくうえん)・・アレルギー性鼻炎に、副鼻腔炎を合併したもの。幅広い年代で起こる。アレルギーの治療と同時に行うと治りやすい。

 

・好中球性副鼻腔炎(こうちゅうきゅうせいふくびこうえん)・・細菌と戦った白血球の死骸(膿)が鼻水に混ざり、黄色や緑色のドロッとしたにおいのある鼻水、鼻づまりが起こる。鼻水がのどに流れて、痰のからんだ咳が出る。特に頬の奥にある副鼻腔(上顎洞)に膿がたまりやすいため、頬や鼻周囲・額の痛み、顔やまぶたの腫れなどが起こる。慢性になると、鼻粘膜に鼻たけ(コラム参照)ができたり、頭重感、嗅覚障害などが現れる。

 

・アレルギー性副鼻腔炎(アレルギーせいふくびこうえん)・・サラサラした鼻水が出る。花粉症の人は原因となる花粉の飛散時期に起こりやすく、ハウスダストが原因の人は通年症状が現れやすい。

【副鼻腔炎の検査】

・問診

・細菌検査・・・分泌物を採取して、どんな細菌が繁殖しているか検査します。

・内視鏡検査・・鼻腔に鼻たけ(鼻ポリープ)がないか確認します。

・画像検査・・・X線、CT(コンピュータ断層撮影)、MRI(磁気共鳴画像)などを利用して、副鼻腔の中の状態を確認します。

・血液検査・・・「好酸球性副鼻腔炎」が疑われる場合に行います。アレルギーの有無や、白血球の中の「好酸球」が過剰に増えていないかを調べます。

・嗅覚検査・・・タイプに関わらずすべての人が受ける検査です。嗅覚検査には「静脈性嗅覚検査」と「基準嗅力検査」があります。静脈性嗅覚検査は、ニンニク臭のあるビタミン剤を注射して、吐く息でにおいを感知するまでの時間と、においの持続時間を調べる検査です。基準嗅力検査は、バラの花や納豆、モモなど5種類8段階のにおいを嗅ぐ検査です。

【副鼻腔炎の治療】

・薬物療法・・・鼻づまりや鼻水を引き起こす副鼻腔の炎症を抑える目的で、薬を服用します。

・局所療法・・・副鼻腔にたまった鼻水やうみを吸い出す。

・手術・・・・・鼻づまりを起こしやすい「鼻たけ」と呼ばれる鼻ポリープがある場合に行います。

【再発や慢性化を予防するためには】

・こまめに鼻をかむ・・鼻水には、ウイルスや細菌、好酸球が含まれている。鼻腔にたまったままだと炎症の原因になるため、決して鼻をすすらず、こまめにかんで鼻の清潔を保つ。一度に強くかまず、片方ずつ、何度かに分けて少しずつ押し出すようにかむ。粘りが強くて鼻をかみ切れない時には、鼻洗浄をする。

・鼻洗浄をする・・・・鼻の中にたまった鼻水を取り除くことで、鼻の粘膜が本来もつ生理機能を回復させる。鼻づまりも改善される。かぜによる鼻水や鼻づまりにも効果がある。

■まとめ

鼻に、風邪と思われる症状が1週間以上、つづく時は上記の病気を疑って病院に行きましょう。特に副鼻腔炎は通常1~2週間で治りますがが、放置して悪化したり、炎症を繰り返したりして、3カ月以上続く場合は

「慢性副鼻腔炎」と診断されます。 急性のうちは容易に治療ができますが、慢性化すると完治が難しくなります。慢性化を防ぐには、早い段階で適切な治療を行うことが大切です。

 

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